ストックホルムの友人宅に向かって、スウェーデンの北から
アプローチしました。車の走行距離も4,000q位になってしまいました。
キャンプ生活が続いた山間、海辺から郊外の街にやってきました。
今回の旅で案内できる最後の街はGävle。大学のある古く、小さくそして
とても美しい街。
本日泊まるホテルはEliteGrandhotel.
まるでウィーンにいるみたいです。
アールの窓のフレームが赤く黄色の外壁と合っています。
建物中の装飾はまるで砂糖菓子のよう。ホワイトとイエローでまとめてあります。
目の前に橋がかかっていて、欄干にお花の装飾が。センス良いです。
近くの公園もグリーンが水水しく、フクシャが満開でした。
この日は休日だったので人通りは少なかったのですが、
街歩きがついしたくなるような素敵なお店が点在しています。
古い劇場です。それ程は大きくないのですが、こんな建物があるだけで
周りが華やかになります。市民の心の拠り所になるでしょうね。
寄せ植えがゴージャス。暑くないので植物が
生き生きしています。
花の種類は少ないのですが、町全体で寄せ植えや
街路樹下、公園内もカラーがまとまっています。
コンセプトを決めてデザインしているのですね。
こんなシンプルな椅子でさえ、背もたれ、肘掛のデザインが
秀逸でした。
今回の旅で出会った一番のガーデン。コミュニティーガーデンです。
同じ仕様の箱を用意して有志を募って、野菜や花、多肉まで好きなものを
植えてそれぞれ楽しんでいます。自邸に庭がなくてもここに来てガーデンを楽しみ、
植物好きの友達とティーブレークして寛ぐ。
何て素敵なアイディアでしょう。そして美しい。
今回の北欧旅行、最後の写真はこの小さな野菜達の苗箱にします。
北端のノールカップ、切り立ったノルウェーのフィヨルド、フィンランドの
何処までも続く針葉樹の森。どの光景も忘れる事はできません。
でも、この箱の中の小さな世界にも同じ位のパワーを感じます。
初めて見たもの、触れたもの、感じたもの、素敵なものは全てこれから作る
ガーデンのエッセンスにしたいと思っています。
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